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〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-1コモレ四谷101
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両親の影響が大きかったです。私の両親は父も母も医師で、父は地元の群馬県で開業医として勤務しており、母は同じく地元の総合病院で勤務医として外来患者さんや入院患者さんの診療をしていました。
田舎ですから医院も少なく、地元の方々は皆知り合いという感じで、どこに行っても「先生!いつもありがとうございます!」と声をかけられている父を見て、「私も父のように地元の方々に感謝されるような仕事をしたい」と感じていました。
母は消化器内科が専門なのですが、田舎の総合病院で医師が少ない中、胃カメラ・大腸カメラなど専門的な診療の他、総合病院で肺炎や糖尿病など、ありとあらゆる内科疾患を診療しています。そのため、私が小さい頃は仕事から帰ってきた後も、私たち兄弟姉妹の世話をしながら分厚い内科の本を広げて勉強していました。そのような姿に、「かっこいいな、私も母のような女医になりたい」と、医師を志しました。
学生時代から、このゆっくりした性格のためか、医療ドラマでよく見るような緊急の場面の多い科よりは、糖尿病や膠原病など慢性疾患に興味がありました。研修医になってから様々な科を経験しましたが、近年日本で増加しつつある疾患であり、患者さんの一生に関わる「生活習慣病」に興味を持ち、糖尿病内科に進むことを決めました。ただ、生活習慣病に関しては関心の高さ故、間違った情報も多く世に出回っており、また生活習慣病に関する医療も日々進歩していくため、正しい知識を伝え、適切な治療を行うことが重要と考え、糖尿病専門医を目指しました。
大学病院で長年勤務医として診療していましたが、初診の患者さんですでに糖尿病が重症化し、目も失明寸前、腎機能も透析導入目前という方がいらっしゃいました。糖尿病があることは以前よりわかっていたけれど、症状もなく仕事が忙しいからと長年放置してしまっていたそうです。「もっと早く治療を開始していれば…」と歯がゆい思いをしたことを今でも覚えています。その出来事は、私が開業を目指すきっかけとなり、当院の理念「通いやすい、小さなことでも相談しやすいクリニック」にも反映されています。
なるべくわかりやすく丁寧に説明するよう心がけています。
院長も同じことを言っていますね(笑)
生活習慣病は目に見えないですし、自分では痛くも苦しくもなんともないので治療へのモチベーションを保つのが難しいんです。だからこそ、どうして治療をしなければいけないのか、どこを目標に治療したら良いのかを明確にして、治療を継続しやすいようにすることが大切だと考えています。日々進歩する医療についての知識を吸収し、患者さんにわかりやすく説明できるよう、努力していきます。
やっぱり糖尿病治療ですかね、専門なので!
糖尿病には1型糖尿病・2型糖尿病・膵性糖尿病・妊娠糖尿病・薬剤性糖尿病などいろいろなタイプがありますが、どの糖尿病もお任せください!糖尿病は患者数も増加傾向で、現代病とも言われている病気です。病態の解明や治療法についても、日々進歩している分野でもあります。最新の情報を常にアップデートして、皆様に最適な治療をご提案できるよう、努力して参ります。
糖尿病の治療は選択肢がいろいろあって、患者さんの糖尿病の病態や生活スタイルに合わせて治療を選択していきます。基本的には、食事・運動療法がベースで、それでも血糖値が抑えきれなければお薬の力を借りるという流れになります。食事療法・運動療法・お薬の治療も、その人によって適した内容が全然違いますので、ひとりひとりに合った治療法を提案していきます。お薬には飲み薬のほか注射の治療もありますが、注射の治療を提案すると、中には「えっ、そんなに重症なんですか?」と驚かれる方もいらっしゃいます。でも実は、重症=注射治療というわけではないんですよ!詳しく聞きたい方は、直接ご説明しますのでぜひ受診を。
糖尿病の患者さんは高血圧や脂質異常症(高脂血症)といった他の生活習慣病を合併している方も多いので、生活習慣病全般の診療には長年携わってきました。健康診断で引っかかった項目や、引っかかっていなくても不安な点がありましたら、ぜひ一度相談してくださいね。